請求書カード払いの費用比較ツール|カード払い・融資・ファクタリングを同じ金額と日数で比べる
※この記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があります。確認日:2026年10月27日
結論
- 請求書カード払いの費用は「手数料(税込)−カードの還元」です。これを「支払額×日数」で割って365日分に直すと、融資の年利やファクタリングの手数料と同じ物差しで比べられます。この年率は比べるための目安で、法律上の利息ではありません。
- 100万円の支払いを45日延ばす例では、手数料3%(非課税)のカード払いは30,000円・年率の目安24.33%です。日本政策金融公庫の基準利率の下限(年4.05%)で同じ45日だけ借りたとすると、利息は4,993円です。
- カード払いは審査や書類が少なく、早く使えるのが利点です。費用だけを見ると、融資より高く、ファクタリング(2社間の平均的な料率)より低い位置にあります。どれが合うかは、急ぐ日数と金額で決まります。
- サイトのトップにある計算ツールは「カード払いだけ」の手数料・還元を出します。このページのツールは、同じ金額・日数でほかの資金繰り(融資・ビジネスローン・ファクタリング)と並べる点が違います。
請求書のカード払いにかかる費用を、ほかの資金繰りと比べる
支払う請求書とサービスの条件
同じ額を同じ日数だけ用意する、ほかの方法の条件
| 方法 | 費用 | 年率の目安 |
|---|
「年率に置き換えた目安」は、比べるために費用を「支払額×日数」で割って365日分に直したもの(費用÷支払額×365÷日数)で、法律上の利息ではありません。延ばせる日数は、請求書の支払期日からカードの引落日までの日数です。カードの締め日・引落日と、サービスがカード決済する日で変わります。融資は「支払額×年利×日数÷365」、ファクタリングは「必要額を受け取るための売掛金×手数料率」で計算しています(必要額÷(1−手数料率)の売掛金を売る想定)。ポイントの付与の有無・率はカード会社と決済の種類で変わるため、既定値は0%にしています。サービスの料率は各社公式の表示(2026年10月27日確認)です。支払い.comは公式ヘルプで通常4%(税込4.4%)、Fintoは公式FAQで通常2.5%(税抜)を確認しました。少額の定額(INVOY・マネーフォワード・Paid・JCB)は「この額以下は定額」で、Finto の最低額は「最低手数料」で計算しています。Paidは公式ページに請求額(税込)の3%との表示がありますが、通常料率の手数料自体の税区分を確認できないためプリセットから除外しています。申込画面で確認した料率・税区分を手入力してください。JCBの330円(税込)は税別300円として入れています。公庫の年4.05%は令和8年10月1日現在の基準利率(無担保・税務申告2期済)の下限で、範囲は4.05〜5.65%です。ファクタリングの10.3%・6.8%はビートレーディングの2024年度の平均実績(公式)です。実際の条件は各サービス・金融機関で確認してください。確認日:2026年10月27日。
使い方
ツールは上下2つの段に分かれています。上の段でカード払いの条件を入れ、下の段でほかの方法の条件を入れます。入力を変えると、その場で結果が変わります。
上の段:支払う請求書とサービスの条件
| 入力欄 | 既定値 | 入れる値 |
|---|---|---|
| 請求書の支払額(税込、円) | 1,000,000 | 振り込む額(請求書の税込額) |
| サービスを選ぶ | 自分で入力する | 選ぶと、下の4項目(料率・最低手数料・定額になる上限額・税の表示)に公式の値が入ります |
| サービスの手数料率(%) | 3 | 公式の料率 |
| 最低手数料・定額(円、表示どおり) | 0 | 「1万円未満は300円」などの定額や、「最低1,400円」などの最低額。公式の表示どおり(税別なら税別のまま) |
| この額以下は定額になる(円) | 0 | 「10万円以下は一律3,000円」のように、ある額以下は定額になるサービスでは、その額を入れる。最低額のサービス・定額がないサービスは0 |
| 手数料の表示 | 税込・非課税(そのまま) | 公式が「税別」なら「税別(10%を足す)」を選ぶ |
| 支払いを先に延ばせる日数(日) | 45 | 本来の支払期日から、カードの引落日までの日数(出し方は下の節) |
| カードのポイント・還元率(%) | 0 | 自社カードの規約で、この種の決済に付く率 |
| 還元の対象 | 支払額+手数料 | 還元がない・対象外なら「還元なし・対象外」 |
「サービスを選ぶ」で入る値は次のとおりです(各社公式、2026年10月27日確認)。
| 選択肢 | 手数料率 | 税の表示 | 最低手数料・定額/定額になる上限額(ツールに入る値) | 公式の書き方 |
|---|---|---|---|---|
| INVOY | 3% | 非課税 | 300円/9,999円 | 利用申込金額が1万円未満は一律300円 |
| マネーフォワード | 2.7% | 税別 | 3,000円/100,000円 | 利用金額10万円以下は一律3,000円(税別) |
| Paid | 3% | 通常料率の税区分は要確認。プリセットから除外 | 330円/10,000円 | 振込金額1万円以下は一律300円(税抜) |
| JCB | 2.98% | 税別 | 300円/10,000円(ツールが10%を足して330円) | 振込金額1万円以下は一律330円(税込) |
| Finto | 2.5% | 税別として計算 | 1,400円/0円 | 1,400円(税別)を下回る場合は一律1,400円(税別) |
| 支払い.com | 4% | 税別(10%加算) | 0円/0円 | 1振込1万円以上が対象(最低手数料の記載なし) |
下の段:同じ額を同じ日数だけ用意する、ほかの方法
| 入力欄 | 既定値 | 既定値の根拠 |
|---|---|---|
| 日本政策金融公庫などの融資の年利(%) | 4.05 | 公庫 国民生活事業の基準利率(無担保・税務申告2期済)の下限。令和8年10月1日現在、範囲は4.05〜5.65% |
| 当座貸越・ビジネスローンの年利(%) | 15 | 比較のための仮の値。自社の契約利率に置き換えてください |
| 売掛金のファクタリング(2社間)の手数料率(%) | 10.3 | ビートレーディングの2024年度の平均実績(公式FAQ) |
| 売掛金のファクタリング(3社間)の手数料率(%) | 6.8 | 同上 |
計算式
ツールの中で使っている式をそのまま書きます。A は請求書の支払額、d は延ばせる日数です。
| 項目 | 式 |
|---|---|
| 手数料(税込)F | A が「定額になる上限額」以下なら定額。それ以外は A×手数料率(定額になる上限額が0のサービスは max(A×手数料率, 最低手数料))。これに税係数(税別なら1.1、それ以外は1)を掛ける |
| カードで決済される額 T | A+F |
| 還元 | T×還元率(「還元なし・対象外」なら0) |
| 還元を引いた実質の費用 C | F−還元 |
| 年率に置き換えた目安 | C÷A×365÷d |
| 融資(公庫など・ビジネスローン)の費用 | A×年利×d÷365(単利。保証料・印紙などは含まない) |
| ファクタリングの費用 | A÷(1−手数料率)×手数料率 |
- ファクタリングの式について:カード払いの比較では「A円の支払いに足りる現金を用意する」ことを前提にしています。手数料を引かれても手元に A 円残るよう、A÷(1−手数料率)の売掛金を売る想定です。売掛金の額に手数料率をかけるだけの計算(A×手数料率)より、費用は大きく出ます。
- 年率の目安について:どの方法も「費用÷A×365÷d」で同じように直しています。ファクタリングとカード払いの数字は、手数料を比較のために年率に置き換えた目安です。法律上の利息(利息制限法・出資法の利率)ではありません。
- 日数について:延ばせる日数は1日未満にならないよう、最小1日で計算します。
延ばせる日数の出し方(締め日・引落日から)
このツールには、締め日と引落日から日数を自動で出す機能はありません。日数は次の手順で数えて、「支払いを先に延ばせる日数」に入れてください。
- 請求書の本来の支払期日を確かめる。
- サービスでカード決済される日(申込日など)を確かめる。サービスによって、申込時に決済するもの、振込日の前に決済するものがあります。
- その決済日が、自社カードのどの締め日の分に入るかを確かめる。
- その締め日の分の引落日を確かめる。引落日が土日祝日のときの扱いはカード会社の規約によります。
- 延ばせる日数=引落日−本来の支払期日。
例(カードの条件は説明用の仮定です):締め日が毎月15日、引落しが翌月10日(休日なら翌営業日)のカードで、支払期日が2026年11月30日の請求書を払う場合。
| カード決済日 | 入る締め日 | 引落日 | 延ばせる日数 |
|---|---|---|---|
| 2026年11月13日 | 11月15日 | 12月10日(木) | 10日 |
| 2026年11月16日 | 12月15日 | 2027年1月12日(火)※1月10日は日曜、11日は成人の日 | 43日 |
決済日が締め日の前か後かで、延ばせる日数は10日にも43日にもなります。各社が書く「最大60日」は、締め日の直後に決済し、引落しが遅いカードを使った場合の上限です。日数の数え方は延長日数の数え方で詳しく説明しています。
計算例:100万円を45日延ばす場合
ツールの既定値(支払額1,000,000円、45日、還元0%)で、サービスを順に選んだ結果です。python で同じ式を計算して確かめました。
| 方法 | 条件 | 費用 | 年率の目安 |
|---|---|---|---|
| INVOY | 3%(非課税) | 30,000円 | 24.33% |
| Paid | 3% | 税区分未確認のため税込総額を掲載せず | 税額確認後に計算 |
| マネーフォワード | 2.7%(税別)→2.97% | 29,700円 | 24.09% |
| JCB | 2.98%(税別)→3.278% | 32,780円 | 26.59% |
| Finto | 2.5%(税別として計算)→2.75% | 27,500円 | 22.31% |
| 支払い.com | 4%(税別、税込4.4%) | 44,000円 | 35.69% |
| 公庫などの融資 | 年4.05%・45日 | 4,993円 | 4.05% |
| (参考)公庫の基準利率の上限 | 年5.65%・45日 | 6,966円 | 5.65% |
| ビジネスローン | 年15%(仮の値)・45日 | 18,493円 | 15.00% |
| ファクタリング(2社間) | 10.3%(平均実績) | 114,827円 | 93.14% |
| ファクタリング(3社間) | 6.8%(平均実績) | 72,961円 | 59.18% |
ファクタリングの行は、手元に100万円を残すために売る売掛金(2社間なら1,000,000÷0.897=1,114,827円)に手数料率をかけた額です。年率の目安は法律上の利息ではありません。
還元を入れた例
INVOY(3%)で、還元率1%・対象を「支払額+手数料」にした場合:カードで決済される額は1,030,000円、還元は10,300円、実質の費用は30,000−10,300=19,700円、年率の目安は15.98%です。法人カードでは、請求書の支払いや決済代行経由の支払いがポイントの対象外になっていることがあります。還元率は自社カードの規約で確かめてから入れてください(ポイント還元の確認点)。
少額の請求書の例
最低手数料があると、少額ほど率が上がります。
| サービス | 支払額 | 手数料(税込) | 支払額に対する率 |
|---|---|---|---|
| INVOY | 5,000円 | 300円 | 6.0% |
| マネーフォワード | 100,000円 | 3,300円 | 3.3% |
| マネーフォワード | 50,000円 | 3,300円 | 6.6% |
| JCB | 10,000円 | 330円 | 3.3% |
| マネーフォワード | 100,001円 | 2,970円 | 2.97% |
少額の請求書については少額請求の最低手数料もあわせてご覧ください。
注意
- 年率の目安は法律上の利息ではありません。請求書カード払いの手数料は、支払いを代行する役務の対価です。比較のために年率へ置き換えているだけです。カード払いが「借入ではない」と言われる意味は「借入ではない」の意味で説明しています。
- 税の表示:Finto の公式トップは、2.5%が税込か税別かを明記していません(明記があるのは最低額1,400円(税別)だけ)。ツールは税別として、高めに計算します。支払い.com の公式トップは「4%」とだけあり、税の表示がないため、そのまま計算します。正確な税込額は各社の FAQ・見積もりで確かめてください。手数料の消費税区分は手数料の消費税区分にまとめています。
- 少額の定額:マネーフォワードは10万円以下が一律3,000円(税別)なので、10万円をわずかに超える額(100,001円で2,970円)のほうが、10万円ちょうど(3,300円)より手数料が安くなります。
- Paid の料率:公式は「カード支払いに切替えた請求金額(税込)の3%」です。手数料に消費税がかかるかの書き方は、公式で確かめてください。
- 融資は審査と日数がかかります。公庫の融資は、申込みから実行まで日数がかかり、運転資金は年単位で借りるのが普通です。ツールの融資の行は「同じ日数だけ借りた場合の利息の目安」で、実際の借入れの費用ではありません。保証料(セーフティネット保証はおおむね1%以内)や印紙代は含みません。比べ方は公庫セーフティネット貸付・SN保証で説明しています。
- ファクタリングは売掛金があることが前提です。料率は会社・売掛先・日数で変わります。平均実績や「〜%から」の下限は、自社の見積もりの代わりにはなりません。
- カードの枠:カードで決済される額(支払額+手数料)とほかの利用分の合計が、利用可能枠に収まる必要があります(カード枠)。
- 引落日の資金:延ばした分の入金予定(売掛金の回収など)が引落日より前にないと、カードの延滞になります。
- 取適法の対象の取引:発注側がカード払いを使っても、受注者への支払期日(受領から60日以内)は延びません。詳しくは取適法と請求書カード払いをご覧ください。
- 各社の料率は改定されます。この記事の数字は2026年10月27日に各社公式で確かめたものです。申込前にもう一度、公式でご確認ください。
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出典
- INVOY「請求書カード払い」(2026年10月27日確認)
- マネーフォワード 請求書カード払い(2026年10月27日確認)
- Paid 請求書カード払い(2026年10月27日確認)
- JCB 請求書カード払い(2026年10月27日確認)
- Fintoカード後払い(2026年10月27日確認)
- 支払い.com(2026年10月27日確認)
- 日本政策金融公庫「金利情報」(令和8年10月1日現在の利率)
- 中小企業庁「セーフティネット保証制度」
- ビートレーディング FAQ(2024年度の平均手数料)
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